開幕節09・25 サンシャイン劇場 夜 『三億円少女』(徳永★)その2(ネタバレ危険)
ではネタバレ版を
正直主役以外はあまり目立たない。だからこそのレインボー主演。
千奈美の依子が最高に良かったです。千奈美っぽくないんだけど千奈美っぽさが良く出てるというか・・・ごめんいい表現が見当たらない。
どうして依子が白バイ警官の衣装を着ることになったのか。そこまでのつながりがもの凄い興味深くて2時間飽きることはありませんでした。
そして最後のカーテンコール的なものの後に
「徳永千奈美は今日で依子を卒業します」って、言ったときの顔がねえ、本当にやりきったって感じのすがすがしい笑顔だったんだよねえ。
そしてアフタートーク。
東京公演最後のATという事で、我らがヲタ大将塩田さんと最近劇団メンバーに呼び捨てられるのが気に入らないwアンドリウ兄さん、そして我らがキャプテン佐紀ちゃんと豪華メンバー。
そこではいつもどおりの千奈美がいて、癒されました。
内容はこんな感じ。
〜徳永〜
最初脚本をもらったときは、中身の意味がわからなくて、妹と一緒に練習した。広島弁がセリフにあるが、普段は日本語も怪しい自分だから。
そしてやっと感情こめたセリフが出てくるようになった。妹に感謝したい。
今日で依子を卒業しますが、まだ二役あるので、そちらの方も頑張りたい。
〜アンドリウ〜
この脚本でやるに当たってみんなと約束した。それは決して「出来ない」と言わないこと。一人で何役もやる中相当大変だったとは思うが、誰も「出来ない」とは言わなかった。本当に感謝したい。
舞台監督が毎回泣いていると聞いて、普段は後ろの方でいつも見ていたのだが、今回は舞台に上がるということで早めに降りてきたところ、本当に泣いてた。他の共演者も泣いてた。こんなことはめったにない。
〜塩田〜
意味がわからない脚本を書いて大変申し訳ない(ヲタw)
今回は7人が主役という事で7人7様の依子を演じてくれていると思う。
普段我々脚本家は初日が終わると一段落して、直しを入れながら見守るのだが、今回は7人が主役という事で、初日が7回もあるというのがかなり不安だった。
だから舞台裏に神棚が置いてあったので、そこにお祈りをしているのだが、ある日お祈りしている時横を見ると千奈美さんが一緒にお祈りしてくれてた。
なんか一朗ちゃんの気分を味わえた。
〜清水〜
依子は普段の千奈美とまったく違う。序盤のおっとりした依子でも後半のしっかりとした依子でもない。
普段楽屋でただうるさいだけの(ヲタw)千奈美とは違い凄いと思った。
千奈美が脚本の意味が最初わからないかったとか、不安だったとか言うたびに、塩田さんが控えめに謝るのが面白かったです。
千奈美は「出来ない」って何度も言いそうになったけど、プロデューサーの前では言わないよう我慢して頑張ったそうだ。
なんか千奈美を見直しちゃったなあ。謝る塩田さんに「塩田さんは悪くないんだから謝っちゃダメ」って劇中のセリフをアドリブで入れてくるし、本当に成長したなあ。お兄ちゃんは嬉しいよ(泣)
まあ今回私は初見だったのでお約束があまりわからなかったんですが、佐紀ちゃんとじゃれあうカリン様がちょっと暴走しすぎ。そっちに気をとられてしまうことがあったのがちょっと残念。
まあこの公演に参戦できたのも周りからのアドバイスがあったからで、本当に感謝したいと思います。
結論
やっぱり俺千奈美ヲタです。